10周年
先日、10周年イヤーを締めくくるニューシングル「White Love」の発売が発表されて。
CDでは21作目。
10年間で21作。
これが多いのか少ないのかは分からないけど。
ジャニネのディスコグラフィーのページがやっと。やっと、2ページになったってこと、JUMPは気付いてるかな。
それだけCDを出せた、出してくれた、出せるようになったってことよね。
10年前の11月14日、塾に缶詰め状態だった11歳の私は、唯一の楽しみになってたUltra Music Powerを受け取りに行った。
CDショップへ入って右斜めすぐのスペースに「Hey!Say!JUMP本日デビュー」って大きなポップを作ってくれてて、すごく心が踊ったのが懐かしいな。
つい、この前みたい。
伊野尾くんが大きく抜かれるPVが本当に嬉しかった。
それと同時に、薮くんと光くんも一緒に居るPVが受け入れられなかった。
大好きなJ.J.とYYyが大々的にデビューしたのが本当に嬉しかった。
それと同時に、YYyの自然消滅の証拠になってしまう気がして、手に取った1枚のCDとDVDが憎かった。
それでもやっぱり、それぞれを大好きだったから嬉しかった。ついていこうって思った。
私はとにかくUMPを聴いて中学受験頑張ろうって決意した。
たかが10年、されど10年。
「デビューする=注目を浴びる」
必ずしもそうじゃないことを、私は伊野尾くんから学んだ。
(UMPはデビューシングルだから気にしないとして)2枚目以降のシングルはもっと歌割りがあって、もっと伊野尾くんのカットもあるのかな。
ドラマとか映画とか出るのかな。
バラエティも出るのかな。
伊野尾くんはバラエティの方がウケが良いんだろうな。
そんな期待は、すぐ打ち砕かれた。
出ないCD。
出たとしても与えられない歌割り。
与えられたとしても単独では聞かせてもらえない声。
居るのかすら分からないくらい映らないPV。
映ったとしても後ろ端に小さく、一瞬だけ。
移動しても移動しても後ろ端ばかりの立ち位置。
シングル何作待っても、何年待っても、ずっとずっとその繰り返しで。
正直、シングルが発表される度「こんなに毎回買う必要があるんだろうか」って思う瞬間もあった。
「今回こそは」って毎回期待するのに疲れを感じる時期もあった。
他のメンバーを恨むのは間違ってるって分かってるけど、でも、何がそんなに違うんだろう。
(例えば)ちびーずと伊野尾くんは、何がそんなに違うんだろう。
何のためにこんなにお金と精神擦り減らしてるんだろう。
色々考えて、苦しくなるタイミングも沢山あった。
沢山あったどころか、期間としてはそっちの方が全然長かったな。
でも、それでも。
とにかくただ1つ。
応援してきて本当に良かった。
デビュー10周年を迎えた今、心からそう思う。思えた。
伊野尾くん、思えるようになったよ。
あの時代があったからこそ、伊野尾くんの声がCDから聞こえるだけで、PVに映るだけで、TVで話してる姿を見られるだけで、嬉しいの。
そのありがたみというか、嬉しさというか、喜びみたいなものは、伊野尾担が特に感じてるんじゃないかな。
幸せ。
伊野尾くん、あなたのおかげで今、毎日本当に幸せだよ。
だからこれからも、それ以上は望まないし望めない。
ただ伊野尾くんが正しいと思ったこと、したいと思ったことに全力で取り組む表情と声さえ感じ取ることが出来れば、贅沢なんて言わない。
長かったあの時間を思えば、言ってられない。
長い長い休憩に対して、信じられないくらいの短時間で階段を駆け上がった伊野尾くんだからこそ。
そんな伊野尾くんを応援してきた伊野尾担だからこそ。
これからもあの時の気持ちと今の気持ち、どっちも絶対忘れちゃいけないよね。
こんなCDやDVDや雑誌なんかを買うことしか出来ないちっぽけな伊野尾担にさえ、応援してきて良かったと思わせてくれる伊野尾くんに、何度だって言わせてほしい。
私にとっては、間違いなく、あなたが世界一のアイドルです。
心から、本当に本当に本当に、ついてきて良かった。
ひたすら信じてついてきて良かった。
だって今、こんなに毎日楽しくて幸せな景色を見せてくれてるんだもん。
伊野尾くんがアイドルを続けてくれた。
言葉にしてしまえばたったそれだけのことなんだけど、そのことだけで、こんなにも嬉しくて幸せで涙が止まらない。
こんなにも幸せな気持ちにさせてくれてる伊野尾くんに恩返しするなんて、方法は1つしかないと思うから。
これからも伊野尾くんをどんな時だって信じて、寄り添って、守って、想ってあげられるファンで居る。
ただ、それだけ。
万が一、伊野尾くんが何かのタイミングで沈んでしまった時は一緒に沈む。
でも、絶対先に伊野尾くんより這い上がって、手を伸ばして助けてあげる。
万が一、道に迷った時は伊野尾くんが進んだ方向について行く。
それが結果的に正しくない道だったとしても、何度だって一緒に引き返して道を選び直すか、そこから一緒に新しい道を作る。
万が一、伊野尾くんの足が止まってしまった時は背中を押す。
足を止めた理由が怪我なら、伊野尾くんの中に前へ進む気持ちさえあればどうにかしておんぶしてあげる。
それくらいの覚悟なんか、とっくに出来てる。
じゃないとこんな10年以上伊野尾担やってないもん。
面識なんて一切ないし、私が勝手に好きになって応援し続けただけなんだけど。
どんな扱いを受けても、何があっても、「アイドル・伊野尾慧」を続けてくれたことに感謝の気持ちしかなくて。
どんな状況でも見捨てないで一緒に歩んでくれた8人にも感謝の気持ちしかなくて。
私にもっと語彙力があったらな。
この気持ちの全部を届けたいのに届けられなくて苦しいの。
だから今、その気持ちが全部涙になってぼろぼろ溢れてくるんだよ。
いつもどおり、結局はありきたりな言葉になっちゃって悔しいけど。
ありがとう。
大好き。
何回声に出したって足りない。
足りない。
足りないよ。
足りないけど。
Hey!Say!JUMPというグループと、伊野尾慧という1人の人間に、これからもついていかせてください。
10周年おめでとう。
これからもよろしくね。