星たちの下で歴史を刻む

141字以上話したくなった時に使います

I/O

語彙力がないから上手く言えなくて本当に本当にもどかしいけど、なんていうか「ああ、10年で人ってこんなに格好良く大きくなるんだ」って心の底から思った。

 

元々はあまりにも大人の独断で集められたグループだったから、デビュー当時ファンでも分かるくらいバラバラだったのに。

 

そんな人たちが「後戻りのイメージなどはない」「もう何も怖くはない」って言葉を発してくれる幸福感たるや。

 

歌詞の中に回りくどい部分が1フレーズもなくて、全部全部ストレートで。

 

それが10年間がむしゃらにやってきたJUMPらしくて。

 

「あぁ、私が好きになったJUMPの曲だ」って思ったんだよなぁ。

 

歌割りもずるいよね。笑

 

ニゾンから始まって、1人目のソロはやまなんですよ。それだけだったらわりといつも通りなんだけど。

 

でもその歌詞は「東の空へと」で。以前同じ歌詞を歌ってた頃はまだセンターに居なかった彼が1人目のソロで歌うなんて。

 

しかもそこに続くのがJUMPを節目節目で精神的に支え続けてきた最年長組の薮くんと雄也なんですよ。

 

JUMPの中で特に歌が上手い3人を1コーラス目のソロパに持ってきてるあたり、本気を感じるなぁって。

 

そこから一気に転調してサビを駆け抜けていく感じもたまんない。上手く言えない、たまんない。たまんない。

 

伊野尾くんのソロも、そこに被さる光くんの声も、けいとが歌う「彷徨った日思い出せ」も、いざという時そのけいとを支えた有岡くんの声も。

 

あまりにも流れが綺麗で、苦しくなる。もう1回言うけど、たまんない。

 

って思ってたら残された2人がまたもう……

 

ジャニーズに入ってからずっとずっと特待生で突然真ん中に立たされて、努力と実力と結果のバランスが取れているのか否かさえ分からなくて、きっとある意味誰よりも色々な立ち位置を経験してきた裕翔が「人は誰でもひとりでは生きていけない」なんて。

 

どんな時でも中心で守られ続けてきたけど、実は誰よりも俯瞰的・客観的にJUMPを見ていて、実は誰よりも大人だった最年少のちねたんが「この絆は無限の愛 今ひとつに重なり合う」なんて。

 

もうずるいよ、泣かない訳ないじゃん。格好良いに決まってるじゃん。こんなのこれからもついていくしかないじゃん。

 

ずるいよ、世界一格好良いよ。

 

そう思って、語彙力がないからもうずっと「ずるいずるい」って泣いた。

 

(あくまで)個人的に、ここまで10年間大人に振り回されまくったグループってないんじゃないかなって思ってて。

 

それぞれよく分かんないけど集められたメンバーで、グループでの立ち位置もよく分かんないままがむしゃらに歌って踊って、たまに大人にグループを掻き回されて……

 

もちろん私はJUMPの全てを知ってる訳じゃないから一概には言えないし言っちゃいけないけど、でもそんなグループが今、この10周年のタイミングで全員横一列で同じ方向を向いてる。

 

これって実はとっても凄いことじゃない?

 

なんて言うんだろ、「I/O」っていう1つの曲から今のJUMPの決意というか、「目力」みたいなものが伝わってくるというか……

 

そんな彼らが「ただ未来を見つめて明けゆく時代へと今飛び立つ」って言ってるんだから、そんなのもうこれからも期待するしかなくない?

 

信じてついていくしかない?

 

応援するしかなくない?

 

そう思いました。